2016-09-28 花と陰 私の愛する小川の、綺麗な緑と黄色の川べりに孤独の陰が咲いた。 小さいものだと星屑ひとつぶんで 大きなものだと私の身体をまるまる覆えるほどの巨大な花を咲かすきっと君は来なくていいよきっと、君はこの川べりに来なくていい川の向こう側には夜なのに、チカチカ明かりが灯っているでしょう。いってらっしゃい、いってらっしゃい君がいなきゃ淋しいなんてものは幻想だよ時が経てば、花も陰も消えていくから きっと、私はひとりでいい。