2016-09-19 夜の詩 もしもぽっかり空いた穴が大き過ぎたら、そのぶん身体が軽くなって、きっと空も飛べるよ人工的な穴に夜の黒が染み込むあいだ、3秒間だけ羽が生えた気がした 星空の向こう側に行くためだけの、ツバサ。灰色のやつ。小さなことだって、圧倒的な絶望に感じているし、 それでいて、私はきっと朝よりも夜を好きでいる世界を嫌いなまま、夜も好きなまま大嫌いだと思ってた自分のこと、実は大して嫌いじゃないのでは?と思う夜のこと