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パレット

Twitterアカウント→fuchan318。言葉を紡ぐことが好きです。

飴玉

君はまるで飴玉でも舐めるように、淋しさを体内へと消化させている。

淋しさに帰属するすべての存在は何かに愛されなければいけないって、
そんな気がしていたから、僕は星を眺めていたし、君の瞳に映る世界が綺麗だって確かめていたかった。

信じていたかったのに、それはガチャピンの中に人が入ってると知った時に似た感覚で、何となく分かってたのに、いまさらでも、あえて驚くように出来てるのが僕らだ。

淋しさや嬉しさを感じたまま、ピザみたいにトッピングすることが正解なら、
君も僕もささやかに人間失格と言われているようなものなのかもしれない。

そして、もうすぐ君はいなくなる。
いつか、きっと後味もないまま飴玉みたいに消えてくよ。
それでも結局は、君も僕もただの人間で、
寝苦しい夜を日々 消化しているだけの人間なんだろう。