パレット

Twitterアカウント→fuchan318。言葉を紡ぐことが好きです。

ひとりごと3

夏はきっともう終わってる。
毎年この季節は誰かといた記憶しかなくて、
今年もたくさん人を好きになったし、自分に長生きしてほしいと思うことも多くなった。
でも、ああ、そっか。


夏は終わった。寒い。眠い。ご飯食べれない。

あき、です。

秋になると、せっかく夏のあいだに仲良くなった人たちとも離れ離れになる気がしている。毎年そんな事があったりなかったり、あったり。

あき だし、空(あき)だし、何より 秋だし。

どうも初めまして秋さん(24回目)
よろしくどうぞ。

ひとりごと2

ヒトデって英名がstar fishのわりに星でも魚でもないよね。何の偽物でもないんだけど。

もしもヒトデが星科の生き物だとして、海岸で生きている小さなヒトデが金星みたいに綺麗な存在だとしたら、オニヒトデって何だか恐竜を殺しそうだなあ。とかよく分からないこと考えてるくらいには時間を持て余しているし、何よりそうするしかない気がしている。

不安で不安で仕方がないんだけど。

そんなのも全部、杞憂に終わればいいんだけど。

星のはなし

羊を数えるなら、星を数えて夜を明かしたいし、

叶わぬ想いを流れ星に願うのだったら、あのスピードで星に撃ち殺されたい。

星に殺されたら、カラダの一部は宇宙空間に漂って、私の細胞は遠い惑星で、違う人格を形成するのかもしれない。


君は何処ですか。

何光年先ですか。

綺麗な飲み水は、ありますか。

私はただ、君がブラックホールに食べられていないことだけを祈ってるよ。

君の髪を微かに揺らす、此処から吹く風。届いてほしい。

四季がないはずの宇宙で、夏が終わる予感。


君のことが、大好きです。

ひとりごと1

やっぱり星のことが好き。
色鉛筆で描く星も好きだから、きっとそれは小さな愛だよ。星が好きだから夢はいつまで経っても始まらないし、半袖の隙間から、冷やされた夜が肋骨に染み渡っている。


それでも、好き。

気づけば8月も終わろうとしていた。
ちょっと肌寒い。星は出てません でも
だからこそ、星に、夏に、想いを馳せてるんだろうね。本当は星空が見たいですけどね。

明日が心配なので、だらだらと長文書いちゃいました。

瞳の声

涙が出ないからきみは、あくびで出たそれを宝物にしている。
きみの隣にいる綺麗なお姉さんはいつも優しい瞳をしてるけど、きみはいつも黙っているし、相変わらず誰にも共感されない言葉を紡いでいて、誰よりも誰かと繋がっていたいきみは、誰よりもきみ自身を孤独にしている。

全部どうでもいいことだ。

きみの愛した人が嘘をついたからって、世界全体が嘘をついたように思い込んだきみのことなんて。

降り続いた雨は上がって、オセロみたいに水溜まりが並んでいる。覗き込んでも、白か黒かなんてどうでも良くて、誰かの優しい瞳に映る自分を見ていたいってきみは思っているし、実は私もこっそり、そう願っている。

ひまわり

f:id:akaine:20160822130619j:plain夏の終わりを待たずして 私の好きな人は、
私の前からいなくなりました。

ずっと憧れていた太陽の元へ近づきたかったのかな、とか思って、私は私を殺している。

これでまたひとつ、空が綺麗になった。

これでまたひとつ、私は空を愛するしかなくなったんだ、きっと。