白と黒、色と私
もしも世界がキャンディみたいな色だとして
それを美味しそうに頬張る君が隣にいるとしたら
君の言葉はきっと、優しくて温かいままだったのでしょう。
ひとりごと1
やっぱり星のことが好き。
色鉛筆で描く星も好きだから、きっとそれは小さな愛だよ。星が好きだから夢はいつまで経っても始まらないし、半袖の隙間から、冷やされた夜が肋骨に染み渡っている。
それでも、好き。
気づけば8月も終わろうとしていた。
ちょっと肌寒い。星は出てません でも
だからこそ、星に、夏に、想いを馳せてるんだろうね。本当は星空が見たいですけどね。
明日が心配なので、だらだらと長文書いちゃいました。
瞳の声
涙が出ないからきみは、あくびで出たそれを宝物にしている。
きみの隣にいる綺麗なお姉さんはいつも優しい瞳をしてるけど、きみはいつも黙っているし、相変わらず誰にも共感されない言葉を紡いでいて、誰よりも誰かと繋がっていたいきみは、誰よりもきみ自身を孤独にしている。
全部どうでもいいことだ。
きみの愛した人が嘘をついたからって、世界全体が嘘をついたように思い込んだきみのことなんて。
降り続いた雨は上がって、オセロみたいに水溜まりが並んでいる。覗き込んでも、白か黒かなんてどうでも良くて、誰かの優しい瞳に映る自分を見ていたいってきみは思っているし、実は私もこっそり、そう願っている。
ひまわり
夏の終わりを待たずして 私の好きな人は、
私の前からいなくなりました。
ずっと憧れていた太陽の元へ近づきたかったのかな、とか思って、私は私を殺している。
これでまたひとつ、空が綺麗になった。
これでまたひとつ、私は空を愛するしかなくなったんだ、きっと。